ブログ説明


公益財団法人いのちの森文化財団は、「地球全体のいのちの営み」を根底に据え、
いのちあるものすべいてが仲間同士であるという意識〔ユニバーサル・ユニティー〕を創造し、
自然と調和した文化の振興発展を目指すとともに、人々の心の豊かな地域社会の形成に寄与することを目的とした財団です。
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2011年10月3日月曜日

10/2(日)ズヘール・カーンさん (ファイナンシャルアナリスト)  をお招きして

10月の青少年育成公開講座は、
ファイナンシャルアナリストのズヘール・カーンさんをお招きして
『世界とお金と人との関わり』
という題で講義をしていただきました。


ズヘールさんは、アシスタントスタッフの航介さんの妹さんの旦那さんです。
パキスタン出身のズヘールさんは、
ファイナンシャルアナリストとしてご活躍されております。
最初はお金の起源のお話から、
世界から見た日本ということまで話題が拡がっていきました。
お金(紙幣)はいつか価値があるものを渡す約束が起源で、
私たちが普段使っているお金(紙幣)自体には価値がないそうです。

本当の価値は人と人との間のつながり、
“信用”
が本来のお金の価値だそうです。

「投資とギャンブルの違い」
投資とはこれから発展、生産されるものに対して使うお金を言い、
ギャンブルとはその対極にあるものを差すそうです。

お金と言うと紙幣のことを言いがちですが、
“資産”と話を拡げていくと、より話題が深まりました。


ズヘールさんがみんなに質問をしてトピックを深めました。

Q1.国の本当の資産は何?
・資源(石油、ガス、鉱山、森林)
・インフラ(橋、道路、鉄道、学校、病院)
・生産性が高い国民(高い教育レベル、勤勉な姿勢)
・R&D(新規分野への研究、開発力)
・国民性(国、社会や他の人への思いやり、責任感)

Q2.日本は資源豊かな国でしょうか?
ここで挙げた資源で、
日本においては天然資源は乏しいですが、
そのほかの資源においては私たちは資源に恵まれているといえます。

日本だけの価値観では、
他の国と比べることが難しく、
私たちは自分たちの国の本当の価値を知らずにいます。
でも、ズヘールさんのように世界をまわっている方から見ると、
日本は本当に豊かな国なんだそうです。


参加者の方からこんな質問がありました。
「日本では自殺する人が多いが、本当に私たちの国は幸せなのでしょうか?」

そこでズヘールさんは、自国のパキスタンの人々を例に出されました。
パキスタンでは、鬱になる人もいるかもしれない。
それでも、日本と比べると断然少ない。
それは、家族(親戚を含む)のつながりが強く、
いつも誰かがそばにいているから寂しくなく、相談も出来る。

日本人の国民性は、真面目がゆえに頑張りすぎだったり、
一人で抱え込みすぎてしまっているように思えます。
とおしゃっていました。

Q3.もっと豊かにするためには何が必要でしょうか?
日本人はもっとシャイにならずに、どんどん積極的になっていいと思う。
自分たちたいかに恵まれているか、分からなくなってきている。
オープンになっていくことで、色々な機会やチャンスがより増える。

ズヘールさん、大変興味深い講座をありがとうございました。